プログラミングスクールの選び方|言語次第でコースは決まる

  1. やりたいことを明確化して、それを実現できる言語を知る。
  2. その言語をカリキュラムに持つスクール・コースをリストアップする。
  3. それらのスクールの無料カウンセリングを利用して情報収集する。
  4. カリキュラムの内容、サポート体制、応対などを比較してスクール・コースを選ぶ

プログラミングスクールの選び方の手順です。

プログラミングスクールを選ぶうえで、何の言語を学ぶか決めかねたまま、スクールのクチコミや評判を読みあさっている人も多いと思います。

しかし、それは順序が逆です。「どんなことをしたいから何の言語を学びたい。」という目的を決めてから、その言語をカリキュラムに持つスクール・コースを選んでいきます。

そうでなければ、スクールの無料カウンセリングを受けたところでスクールのいいカモ・・にされてしまうでしょう。

「私はこういうことをやりたいんです。そちらのスクールでは実現可能ですか?カリキュラムはありますか?」という姿勢でカウンセリングを受けるのが正しい方法です。

プログラミングスクールでの学習は、受講料や入会金を含めて数十万円もの負担になります。しかし、入会金なしで月々定額(サブスク)の料金体系を持つスクールもあります。小さくても良質な授業を行うスクールもあります。厚生労働省の教育訓練給付金を利用できるコースもあります。無料のスクールもあります。

安易にスクールを選ぶ前に、そういったプログラミングスクールがたくさん存在することを知っておくだけでも、スクール選びの選択肢はずいぶんと広がります。

そのうえで、プログラミングスクールの無料カウンセリング(体験・説明会)を上手うまく利用して情報収集し、カリキュラムはもちろん、サポートや料金、応対も含めて比較検討していくのが正しいスクール選びの方法です。

情報収集は、アフィリエイターがこたつで書いた適当なクチコミ記事なんかではなく、実際に無料カウンセリングを受けて体験したことが真実リアルです。そうして集めたスクールの情報の中から、肌身で良いと感じたスクールに絞っていけば失敗することはないでしょう。

ラーメン屋のクチコミをいくら見たところで、結局、食べてみなければ自分の口に合うかどうかなんて分からないのです。

この記事では、ラーメン屋プログラミングスクールを選ぶ際に、何を基準にどう選べば良いのか。プログラミングスクール選びの答えをさまざまな観点で案内していきます。

プログラミングスクールの選び方

  1. やりたいことを明確化して、それを実現できる言語を知る。
  2. その言語をカリキュラムに持つスクール・コースをリストアップする。
  3. それらのスクールの無料カウンセリングを利用して情報収集する。
  4. カリキュラムの内容、サポート体制、応対などを比較してスクール・コースを選ぶ

プログラミングスクールを選ぶ前

プログラミングスクールを選ぶ前にやることは、

① やりたいことを明確化して、それを実現できる言語を知る。

② その言語をカリキュラムに持つスクール・コースをピックアップする。

学習する言語を決めるときは、やりたいこと(目的)に何の言語が使われているのかを知る必要があります。

  • ウェブデザイナーになりたい:HTML&CSS・JavaScript
  • ウェブプログラマーになりたい:HTML&CSS・JavaScript・PHP・Ruby・Python
  • スマホアプリを作りたい:Java・Swift
  • AI・人工知能開発をやりたい:Python
  • システム開発エンジニアになりたい:Java
  • Excel作業を自動化したい:VBA・Python
  • フリーランスで収入を得たい:HTML&CSS・JavaScript・PHP・VBA

プログラミングスクールを選ぶ際

プログラミングスクールを選ぶ際にやることは、

③ スクールの無料カウンセリングを利用して情報収集する。

④ カリキュラムの内容、サポート体制、応対などを比較してスクール・コースを選ぶ。

スクールの無料カウンセリング(相談・説明会)を利用して、できるだけ多くのスクールからなまの情報を収集していきます。

  • カリキュラム:何の言語を、どのくらいの期間で習得できるのか?
  • サポート体制:直接指導(メンタリング)は何回、何分受けられるのか?
  • 転職支援の実績:どのくらいの実績があるのか。どの会社に就職できるのか?
  • 受講料:追加料金はあるのか。結局、総額でいくら支払うのか?
  • 学習のために用意するもの:PCはWindowsでよいのか?Macじゃなければダメなのか?
  • 応対の親切度:カウンセリングで応対してくれた人の態度や姿勢もスクールの評価に入れること。(不親切、不明点だらけのスクールは、指導も不親切で不明点だらけです。)

情報収集すればするほど、スクール選びに失敗する可能性は小さくなっていきます。

自分のやりたいことが明確になれば、それを実現できるプログラミング言語が分かるため、おのずとスクール・コースは決まってきます。

目的でスクール・コースを選ぶ

やりたいこと(目的)を決めて言語を選べば、おのずとスクール・コースは決まる。

とは言え、やりたいことが何なのか…うまく絞れないけどIT業界に転身したいという人も多いでしょう。

その場合は、一度プログラミングスクールのページでコースを見てみると、やりたいことにつながる言語が見えてきます。プログラミングスクールの多くは目的別にコース分けしています。

TechAcademyとCodeCampはプログラミングスクールの最大手なので、たくさんのコースが揃っています。

特にCodeCampのコース編成は、どんな目的が何の言語で達成できるのかが良く見えるコース編成になっています。一度見てみると、自分のやりたいことが何の言語で実現できるのか見えてくるはずです。

CodeCampコードキャンプのコース案内を見てみる

言語でスクール・コースを選ぶ

やりたいこと(目的)が分かっていて、学びたい言語に目星がついている場合は、その言語をカリキュラムに持つスクール・コースをピックアップしていけば良いです。

HTML&CSS

やりたいこと
(目的)
言語セット コース名
ウェブデザイン HTML&CSS
JavaScript
Webデザイン
ウェブアプリ開発
ウェブエンジニア
HTML&CSS
JavaScript
Ruby
Webアプリ開発
Webエンジニア
ホームページ制作 HTML&CSS
JavaScript
PHP
WordPress
ブログ運営 HTML&CSS WordPress

HTML&CSSは、プログラムが処理した結果をブラウザやスマホ画面に表示する役目を担っている言語です。ウェブ系のプログラミング言語とつねにセットで使われます。

そのため、HTML&CSSはどのプログラミングスクールのどのコースのカリキュラムにも含まれています。

HTML&CSSを学習できるプログラミングスクールは、こちらの記事にまとめてあります。

HTML&CSSを学習できるプログラミングスクール・コース

JavaScript

やりたいこと
(目的)
言語セット コース名
ウェブデザイン HTML&CSS
JavaScript
Webデザイン
ウェブアプリ開発
ウェブエンジニア
HTML&CSS
JavaScript
Ruby
フロントエンド
Webアプリ開発
Webエンジニア

JavaScriptはウェブやアプリの画面に動きを付けたり、計算機能を付けたりできる言語です。ウェブ系の開発では必須とも言える言語であり、会社によってはウェブデザイナーのスキルとして求めることもあります。

ウェブプログラマーを目指すカリキュラムには、たいていJavaScriptが含まれています。

ウェブデザインやウェブアプリ開発をカリキュラムに持つコースを選ぶと良いでしょう

JavaScriptを学習できるプログラミングスクールは、こちらの記事にまとめてあります。

JavaScriptを学習できるプログラミングスクール・コース

Ruby

やりたいこと
(目的)
言語セット コース名
ウェブアプリ開発
ウェブエンジニア
HTML&CSS
JavaScript
Ruby
Ruby/Ruby on Rails
Webアプリ開発
Webエンジニア

Rubyはウェブアプリケーションを開発しやすい言語です。Ruby on Rails(フレームワーク)を使って開発が行われます。

Ruby on Railsのおかげで、ウェブアプリケーションの開発はとても簡便になり、Rubyはプログラミング未経験者でも習得しやすい言語となりました。

プログラミングスクールでも未経験者にはRubyを教えたがります。

手っ取り早くウェブエンジニアになりたい人は、Rubyをカリキュラムに持つプログラミングスクール・コースを選ぶと良いでしょう。

Rubyを学習できるプログラミングスクールは、こちらの記事にまとめてあります。

Ruby(RubyonRails)を学習できるプログラミングスクール・コース

PHP

やりたいこと
(目的)
言語セット コース名
ウェブサービス開発
ウェブエンジニア
HTML&CSS
JavaScript
PHP
SQL
PHP/Laravel
Webサービス開発
Webエンジニア
ホームページ制作 HTML&CSS
JavaScript
PHP
WordPress

PHPは、ウェブページを裏側で組み立てることを得意とする言語です。具体的にはユーザーの入力に対応したページをHTMLで組み立てて表示させたりします。

ウェブサービス開発に多用される言語なので、PHPエンジニアの需要は多く、常に求人がある言語です。

PHPを学習できるプログラミングスクールは、こちらの記事にまとめてあります。

PHPを学習できるプログラミングスクール・コース

Python

やりたいこと
(目的)
言語セット コース名
人工知能AI開発
データ分析
Python Python
AI開発
機械学習
データサイエンス

Pythonは現在、人工知能(AI)の開発に多用される言語となりました。プログラミング言語について調べてみた人は、頻繁に目にしたと思います。

AIのイメージが定着しているPythonですが、実は各分野ごとのライブラリが豊富なので、何にでも化ける強力な言語です。

Pythonひとつ覚えるだけで、ウェブも事務も画像もAIも何でもできてしまという…すごい言語です。おすすめです。

Pythonを学習できるプログラミングスクールは、こちらの記事にまとめてあります。

Pythonを学習できるプログラミングスクール・コース

Swift

やりたいこと
(目的)
言語セット コース名
iPhoneアプリ開発
Mac用アプリ開発
HTML&CSS
JavaScript
Swift
Swift

SwiftはAppleが生み出した言語で、MacOSやiPhoneなどのApple製品を動かす言語です。

Swiftを選ぶときは、Appleと命運をともにすることを覚悟した方が良いでしょう。日本ではiPhoneユーザーが半数以上ですが、世界的にはAndroidのユーザーの方が圧倒的に多いです。そのため、今後の需要をよく見通して選ぶべきです。

それでもApple製品が好きな人や、作ってみたいiPhoneアプリがある場合は、Swiftを選ぶ強い動機になるのは事実です。

Swiftを学習できるプログラミングスクールは、こちらの記事にまとめてあります。

Swiftを学習できるプログラミングスクール・コース

Java

やりたいこと
(目的)
言語セット コース名
システム開発
組み込み開発
Java Java
システム開発
Androidアプリ開発 HTML&CSS
JavaScript
Java
Android

Javaは大規模システム開発や組み込みに定番的に使われる言語です。

システムとは、イメージしやすいのは金融機関や官公庁の管理システムです。社会基盤を支える責任を担っています。

組み込みとは、家電がイメージしやすいです。もともとJavaは、家電に組み込むプログラムを書くために誕生した言語です。

スマホのOSであるAndroidもJavaで作られています。

Javaの習得にはやや時間がかかることを覚悟した方が良いでしょう。責任が重い言語なので、実務レベルに達するには相当の期間がかかります。

Javaを学習できるプログラミングスクールは、こちらの記事にまとめてあります。

Javaを学習できるプログラミングスクール・コース

VBAは独学できます。Excelに開発モードが付いているので、すでに学習環境は整っています。本で自習しても1ヶ月くらいあれば簡単な自動処理プログラムを書けるようになります。

C/C++は、未経験者は手を出せません。ガベージコレクション(メモリ管理)無し、要コンパイル(機械語翻訳)、ポインタなど、コンピューターの仕組みの理解が必要なので、プログラミング学習どころではなくなります。

 

受講料でスクール・コースを選ぶ

無料

受講料が無料のプログラミングスクールがあります。そういったスクールは受講生を就職支援して企業に紹介し、企業から謝礼や報酬を受け取ることで無料を実現しています。

  • 無料PHPスクール :PHPをわずか23日間で書いて書いて学習。うち8日は池袋にて受講。さらに内定2社の転職保証。
  • 0円スクールゼロスク :Javaエンジニアを3ヶ月で実務レベルに育て、転職保証。札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡に教室あり。

ほかにも無料のスクールがあります。こちらの記事にまとめてあります。

無料のプログラミングスクール【タダでITエンジニアになってやる!】

低料金

低料金の受講料を実現しているプログラミングスクールがあります。

低料金で受講できるプログラミングスクールは、こちらの記事にまとめてあります。

受講料が安いプログラミングスクール【最安値・激安・格安】

受け放題

カリキュラムをまたいで受講できるコースを持つプログラミングスクールがあります。

受け放題のコースを持つプログラミングスクールを利用すると、本来、複数コース分の受講料がかかるところを割安に抑えることができます。

  • TechAcademyテックアカデミー :15コースを自由に選択して受講可能。いろいろな言語をかいつまんで学習してみたい人におすすめ。
  • SHElikesシーライクス :女性限定のスクール。キャリア自律につなげられる多種多様な専門コースを自由に選択して受講可能。

受け放題のコース・プランを持つプログラミングスクールは、こちらの記事にまとめてあります。

受け放題のプログラミングスクール・コース【選択自由のカリキュラム】

サブスク

料金形態がサブスクリプション(月々定額)のプログラミングスクールがあります。

  • CODEGYM Monthly :サブスクでありながら多種にわたる言語を受講可能。
  • フリークス :サブスクでJavaScript・PHP・Python・Javaのコースを自由に選択可能。教室(東京永田町)あり。

入会金なしで受講料だけを月々支払い、目的を達成したときに辞められるサブスク型は、受講者にとってメリットが大きいです。今後のプログラミングスクールは、サブスクが主流になっていくでしょう。

サブスクで受講できるプログラミングスクールは、こちらの記事にまとめてあります。

サブスクリプション月々定額プログラミングスクール・コース

受講スタイルでスクール・コースを選ぶ

プログラミングスクールはオンラインで受講できる体制を整えているところと、通学できるように教室を持っているところがあります。

オンライン

大手のプログラミングスクールは、オンラインで受講できる体制を整えています。

地方にお住まいの方や、就業しながら学習したい人は、オンラインで受講できるプログラミングスクールを選ぶことになるでしょう。

オンラインで受講できるプログラミングスクール・コースは、こちらの記事にまとめてあります。

通学

通学のための教室を持つプログラミングスクールがあります。

ただし、多くは首都圏、都市圏に限られます。

都市圏にお住まいの方に限られますが、通学しながら学習することで直接指導を受けられるメリットはとても大きいです。

通学しながら受講できるプログラミングスクールについては、こちらの記事にまとめてあります。

通学できるプログラミングスクール【教室のほとんどが東京】

転職を見込んで選ぶ

転職保証

ほかにも転職保証(返金)のあるプログラミングスクールがあります。こちらの記事にまとめてあります。

転職・就職保証付きのプログラミングスクール・コース

給付金利用可能

厚生労働省の教育訓練給付金制度を利用すると、受講料の50~70%の支給を受けられます。プログラミングスクールで学習するなら、給付金を利用しない手はありません。

給付金利用によって受講料がいくらになるのかは、スクール・コースによって違います。スクールの無料カウンセリング(体験・説明会)で案内してもらえます。

教育訓練給付金を利用できるスクール・コースは、こちらの記事にまとめてあります。

専門実践教育訓練給付金を利用できるプログラミングスクール・コース

まとめ

プログラミングスクールの選び方は、

  1. やりたいこと(目的)を明確にして、その目的を実現できる言語を知る。
  2. その言語をカリキュラムに持つスクール・コースをピックアップする。
  3. スクールの無料カウンセリングを利用して、情報収集する。
  4. 集めたスクールの情報(カリキュラム内容、サポート体制、就職支援の実績、応対の親切度など)を比較検討して、スクールを決める。

自分のやりたいことが明確になれば、それを実現できるプログラミング言語が分かるため、おのずとスクール・コースは決まってきます。

言語をどう選んでよいか分からない場合は、難易度や求人需要、年収から選んでみるのも良いでしょう。

情報収集は、アフィリエイターがこたつで書いた適当なクチコミ記事なんかではなく、実際に無料カウンセリングを受けて体験したことが真実リアルです。

コース・カリキュラムが目的に合っているかどうかを、必ずスクールのカウンセリング(体験・説明会)で話しながら確かめる必要があります。

そのため、プログラミングスクールでは必ずカウンセリングを通して入校するシステムになっています。カウンセリングの無いプログラミングスクールはありません。

プログラミングスクールのカウンセリングで、自分のやりたいことをできるだけ具体的に伝えられると、スクール側でも適切な案内をしてくれます。

スクールを選ぶときは、いくつかのスクールのカウンセリングを受けて、カリキュラム内容や応対なども含めて比較しながら決めるのが良い方法です。

カウンセリングを受けてみると、受講料は適切か、未経験者でもついて行けるサポート体制になっているか…などが見えてきます。

  • この記事を書いた人

non

小学生のときにBASIC言語でプログラミングを覚え、社会に出てからはPythonを主力に通信業界で無線設計とGISシステム開発に携わること12年目。損害保険営業→自動車製造→運輸荷扱作業→建築現場作業→ネット通販企画→カーナビ品質管理→携帯無線設計SEと職を変えてきたジョブホッパーです。