パート希望でも失業保険は受給できる【求職活動は正社員以外でもいいの?】

失業保険(雇用保険)の求職活動実績は、パート(短時間の派遣労働も含む)希望でも求職活動実績にできます。フルタイムの正社員を希望しなくても構いません。

失業手当は、いままで雇用保険被保険者として雇用保険料を支払っていた人が受給できるものだからです。

パートに応募したことを求職活動実績にできます。

失業保険を受給中にパート・アルバイトをする場合の条件や注意点は、こちらの記事で解説しています。

この記事では、パート希望で失業保険を受給する方法、求職活動の方法を解説します。

失業保険のもらい方【何回もらえる?いつから?振込はいくら?】

パートの失業保険の条件

  • いままでの雇用保険被保険者の加入期間を満たせば、失業手当を受給できる。
  • これからのパート希望でも、求職活動さえすれば失業手当を受給できる。

失業手当は、正社員を希望しなくても受給できます。パートを希望しても受給できます。

失業手当について多くの方が誤解しているのは、これから就職しようとする人が受給できるもの。という点です。この理解は間違っています。失業手当は、これからではなく、いままで・・・・雇用保険被保険者だった人が受給できるものです。

だから、この記事をお読みの皆さまはいままで・・・・雇用保険被保険者として雇用保険料を支払ってきていたわけですから、パートを希望して求職活動実績にしても受給できます。

求職活動実績とは

失業給付の支給には、認定期間に原則2回の求職活動実績が必要です。求人への応募やハローワークで職業相談をすれば求職活動の実績になります。パートに応募した場合は、その応募を実績として申告できます。

雇用保険加入期間の条件

  • 自分でパートを辞めた場合:自分の意思で契約更新しない場合は自己都合。過去2年以内に1年以上の雇用保険加入期間があれば失業保険の受給資格がある。
  • パートの契約満了の場合:自分の意思とは関係なく、会社側が一方的に契約満了して解雇されると会社都合。過去1年以内に6ヵ月以上の雇用保険加入期間があれば失業保険の受給資格がある。

失業保険はいくらもらえるか

失業手当の金額計算式

( 月給平均 × 6ヵ月分 )  ÷ 180日 × 給付率 = 基本手当日額

基本手当日額 × 28日 = 毎月の支給金額

パートを希望している場合に、失業保険でいくらもらえるものなのか。

失業手当の支給金額は、離職の直前6か月間の月給平均がわかれば求めることができます。給付率は50%として見積もると良いでしょう。

計算できなくても、こちらの記事の計算機で簡単にわかります。

再就職手当ではなく就業手当になることも

パートで就職がきまったときは、手当に違いが出ることがあります。

  • 再就職手当:1年を超える安定した職業にいたとみなされた場合。
  • 就業手当:1年以内の短期的な職業に就いた場合。

パートとして就業した場合、再就職手当の条件を満たさない場合は、就業手当として支給されます。

パート希望の受給条件

次のような状態であるときは、失業給付をうけることはできません。
(10) 雇用保険の被保険者とならないような短時間就労のみを希望するとき。

※「雇用保険の被保険者とならないような短時間」とは、1週間の労働時間が20時間未満であることが目安になります。

東京労働局『雇用保険受給資格者のしおり』

パート希望で失業保険を受給する場合にも、次の就業先で雇用保険被保険者になろうとしていることが条件になっています。

雇用保険被保険者になれるかどうかは実際には就業するまでわからないので、雇用保険被保険者になる心づもりで求職活動していることが大事です。

しかし、そもそもパート希望ということは「雇用保険被保険者にはならない心づもりだから」という方も多いでしょう。

もし、雇用保険被保険者にならないパートを希望する場合でも、失業手当をもらうためにそれなりの求職活動をする必要があります。

その求職活動には、ハローワークや求人サイトを利用するのが良いです。

パート希望の求職活動

雇用保険被保険者にならないパートを希望しながら失業手当を受給するには、次の方法で求職活動実績にできます。

  • ハローワーク:職業相談やセミナー受講で求職活動実績になる。
  • バイトルPRO:直接応募の求人サイト。1件の応募が求職活動実績1回。

ハローワーク

ハローワークの求職活動には、職業相談やセミナーがあります。

これらの求職活動では、1回の活動につきスタンプをもらえます。そのスタンプが求職活動の証拠になります。

確実に求職活動実績にできるので、失業認定でも突っ込まれることがありません。パート希望の方にはうってつけの求職活動の方法と言えます。

バイトルPRO

出典:バイトルPRO
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求人に応募した場合は、失業認定申告書3-(2)「事業所の求人に応募した…」の欄に記入して申告できます。失業認定申告書の記入方法はこちらの記事で解説しています。

まとめ

  • 失業手当は、正社員を希望しなくても受給できる。パートを希望しても受給できる。
  • いままでの雇用保険被保険者の加入期間を満たしていれば、失業手当の受給資格がある。
  • ただし、次の就業先で雇用保険被保険者になろうとしていることが条件。
  • パートの短時間就労を希望する場合は、ハローワークの求職活動、転職サイトの応募を利用して実績にできる。

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  • この記事を書いた人

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小学生のときにBASIC言語でプログラミングを覚え、社会に出てからはPythonを主力に通信業界で無線設計とGISシステム開発に携わること12年目。プライベートではPHP・MySQLでウェブサービスを作りつつ、副業で収入を得ています。「プログラミングは人生を豊かにする」と実感しています。