再就職手当はいくらもらえる【金額計算機】条件は残日数1/3以上

再就職手当は、失業保険(雇用保険)の受給資格者が、受給期間内に再就職したときに支給される一時金です。

就職日の前日の失業認定日に失業給付の残日数が所定給付日数の1/3以上あれば、再就職手当を申請できます。

再就職手当の金額計算には、基本手当日額所定給付日数支給残日数が必要です。これらは雇用保険受給資格者証に記載されています。

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離職時の年齢
基本手当日額
所定給付日数
支給残日数 

※計算機は、離職時の年齢による支給上限額を加味し、所定給付日数の残日数に掛る料率により算出。

基本手当日額と所定給付日数が分からない場合は、こちらの記事で解説しています。

失業保険の金額計算【手当はいくらもらえる?】月給から算出(手取りではない)

再就職手当の金額

再就職手当の計算方法

再就職手当の計算方法は、次の計算式のとおりです。

再就職手当 = 基本手当日額 × 支給残日数の料率 × 支給残日数

支給残日数の料率とは、所定給付日数分の支給残日数の割合のことです。

  • 所定給付日数分の支給残日数が2/3以上ある場合:70%
  • 所定給付日数分の支給残日数が1/3以上ある場合:60%

支給残日数が多いほど、料率が高くなります。つまり、失業保険の受給資格を得てから早期に再就職するほど、再就職手当を多くもらえるようになっています。

また、離職時の年齢によって基本手当日額の上限額が定められています。

  • 離職時の年齢が60歳未満の場合:6120円
  • 離職時の年齢が60~64歳の場合:4950円

再就職手当の平均金額

再就職手当の計算式を見るとわかるとおり、人によって基本手当日額・所定給付日数・離職時の年齢が違うため、平均金額を求めることはできません。

ただ、国税庁の調査によると日本の平均年収が366万円であることから、目安でよければ再就職手当の平均金額を算出できます。

まず、基本手当日額を求めます。

賃金日額 :366万円 ÷ 2 ÷ 180日 ≒ 1万円
基本手当日額:1万円 × 給付率 ≒ 5900円

あとは、受給資格者の条件次第になります。受給資格者が60歳未満とした場合は、

所定給付日数90日で、失業手当を一度も受給せずに再就職できたときは、

基本手当日額5900円 × 90日分 =371700円

つまり、受給資格者が60歳未満の場合において、所定給付日数90日分を支給されたときを平均的な金額とすると、再就職手当の平均金額の目安は371700円になります。

再就職手当を満額もらうには

再就職手当を満額もらうには、失業手当の受給資格を得てから、失業手当を一度も受給せずに再就職することです。

所定給付日数の全日分を支給してもらえれば、再就職手当を満額もらうことができます。

退職理由が自己都合の場合は、受給資格決定日から給付制限2ヶ月間を経て、2度目の認定日まで約3ヶ月間あります。この間に再就職できれば満額もらうことができます。

退職理由が会社都合の場合は、受給資格決定日から最初の認定日まで1ヶ月間あります。この間に再就職できれば満額もらうことができます。

再就職手当の条件

再就職手当の支給には、いくつかの条件があります。この条件に引っかかると再就職手当をもらえないことになります。

  1. 最後の失業認定日(就職日前日)の時点で、支給残日数が所定給付日数の1/3以上あること。
  2. 再就職先での雇用が1年以上になると見込めること。
  3. 内定が失業手当の受給資格決定日のあとであること。
  4. 就職日が待機期間を過ぎたあとであること。
  5. 給付制限がある場合は、給付制限の最初の1ヶ月間における求職活動がハローワークか職業紹介事業者の紹介によること。
  6. 離職した会社またはその関連会社に再就職していないこと。
  7. 過去3年以内に再就職手当を支給されていないこと。
  8. 再就職先で雇用保険に加入していること。

東京労働局『雇用保険受給資格者のしおり』より

たくさん条件がありますね。
一見、厳しい条件に見えますが、わりと普通の就職活動をすれば条件に引っかかることはまず無いでしょう。

再就職手当はいつもらえる?

再就職手当が銀行口座に入金されるのは、再就職手当申請書を提出してから約1ヶ月後です。

支給日というのはありません。

再就職することが明らかになってから再就職手当をもらえるまでは、次のような手続きになります。

  1. 再就職することを、すみやかにハローワークに連絡する。
  2. 認定日までに就職日がある場合は、失業認定日が就職日前日に再設定される。
  3. 最後の失業認定の時点で失業給付の残日数がある場合は、再就職手当申請書を提出する。
  4. 再就職手当申請書を提出して約1ヶ月後に再就職手当が入金される。
失業認定日までに就職が決まったら求職活動実績2回も必要?

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まとめ

  • 再就職手当は、失業保険(雇用保険)の受給資格者が、受給期間内に再就職したときに支給される一時金。
  • 就職日の前日の失業認定日に失業給付の残日数が所定給付日数の1/3以上あれば、再就職手当を申請できる。
  • 再就職手当の計算方法は、基本手当日額 × 支給残日数の料率 × 支給残日数。
  • 受給資格者が60歳未満の場合において、所定給付日数90日分を支給されたときを平均的な金額とすると、再就職手当の平均金額の目安は371700円。
  • 再就職手当を満額もらうには、失業手当の受給資格を得てから、失業手当を一度も受給せずに再就職する。
  • 再就職手当の支給には、いくつかの条件がある。条件に引っかかると再就職手当をもらえない。
  • 再就職手当が銀行口座に入金されるのは、再就職手当申請書を提出してから約1ヶ月後。
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小学生のときにVBでプログラミングを覚え、社会に出てからはPythonを主力に通信業界で無線設計とGISシステム開発に携わること12年目。損害保険営業→自動車製造→運輸荷扱作業→建築現場作業→ネット通販企画→カーナビ品質管理→携帯無線設計SEと職を変えてきたジョブホッパーです。