失業保険の金額計算【手取りではなく総支給額(賞与除く)】

私の場合は、1日あたりの金額が¥7,120だったので、

7,120 × 28 = 199,360(毎月の支給金額)

7,120 × 120 = 854,400(失業手当の総額)

失業保険(失業手当)の計算式がわかれば、毎月の支給金額の見当がつきます。

計算のもとになるのは離職前の半年間の給与。手取りではなく、いわゆる総支給額(額面)が基準となります。

総支給額の180日分から、失業手当の基準となる基本手当日額が算出されます。基本手当日額の28日分が毎月の支給金額になります。

この記事では、失業手当の支給金額の計算を図でわかりやすく説明していきます。

失業手当の支給は28日間隔です。記事文中では便宜上「月額」と表現させていただきます。

失業保険の金額計算方法

失業保険の給付金額がどういう風に支給されるのかを説明した図

  • 失業手当の基準になるのは 1日あたりの金額(基本手当日額)です。
  • 毎月の支給金額は 基本手当日額 × 28 日分になります。※支給が28日間隔だからです。
  • 失業手当の総額は 基本手当日額 × 所定給付日数 分になります。
  • ただし、給付が開始されるのは 待機 + 給付制限 の期間が過ぎてからになります。

つまり、1日あたりの金額(基本手当日額)を算出できれば、毎月の支給金額がわかるというわけです。

私の失業手当の全額と月額は、こちらの記事で公開しています。

基本手当日額

失業手当の給付金額の計算に用いる基本手当日額を説明する図

基本手当日額は、離職時の賃金(給与)をもとに算出します。手取りではなく、いわゆる総支給額です。(当然ですが、賞与・退職金は含みません。)

  1. 基本手当日額の算出は、まず賃金日額を計算します。
    給与6ヶ月分 ÷ 180日 = 賃金日額
  2. この賃金日額から、基本手当日額を算出します。
    賃金日額 × 給付率 = 基本手当日額

給付率がきもです。料率は50%~80%と幅があり、その人の賃金によって料率が違うのです。

この給付率がちょっとわかりづらいです。
y=0.8w-0.3{(w-5010)/7320}w。こんな計算式です。
わかりません。

基本手当日額を算出するときは、少なく見積もるつもりで給付率50%として計算しておくのが良いでしょう。

要するに、賃金日額の半額が基本手当日額。ということは失業手当の支給金額は給与の半額くらいになると見当がつきます。

厚生労働省では、賃金の低い人ほど高い率になると説明されています。給付率についてもっと詳しく知りたい方は、厚生労働省:基本手当日額等の適用についてをご参照ください。

基本手当日額(上限額)

失業手当の給付金額の計算に用いる基本手当日額の上限を示す表

基本手当日額には年齢に応じた上限額が設けられています。

私の場合、基本手当日額が¥7,120でした。

この28日分が、失業手当の支給金額になります。

所定給付日数

失業手当の給付金額の計算に用いる所定給付日数を説明する図

所定給付日数は、失業手当をもらえる日数です。給付期間のことです。

所定給付日数は雇用保険加入年数に応じて決められています。

※雇用保険加入年数とは、雇用保険被保険者として雇用されていた年数。

失業手当の総額は、基本手当日額の所定給付日数分ということになります。

実際の支給は、所定給付日数に達するまでの毎月、基本手当日額28日分が銀行振込されます。

所定給付日数がどのくらいになるのか判断するときに関係するのが退職理由です。

退職理由(会社都合・自己都合)に当てはまる方の表を見てください。

会社都合の所定給付日数

失業手当の給付金額の計算に用いる所定給付日数(会社都合)を示す表

退職理由:倒産・リストラ・雇止め・再就職の準備をする時間的余裕がなかった離職

自己都合の所定給付日数

失業手当の給付金額の計算に用いる所定給付日数(自己都合)を示す表

退職理由:一身上の都合・定年・懲戒解雇・契約期間満了

私の場合、退職理由が自己都合で、雇用保険加入年数が20年未満。

なので、所定給付日数が120日でした。

待機 + 給付制限

失業手当の給付金額の計算に用いる待機期間および給付制限期間を説明する図

失業手当の給付開始は、待機 + 給付制限の期間を過ぎてからになります。

待機は7日間です。無収入のまま7日間が経過すれば失業状態にあると判定されます。

給付制限は2か月です。ただし、退職理由が自己都合の場合のみ該当します。

給付制限があると支給開始が2か月間遅れます。

※失業手当の総額が減るというわけではありません。失業手当の金額計算には影響しません。

私は、給付制限が2か月に短縮される前だったので3か月待たされました。

この期間、貯金がどんどん減っていくのが怖かったです。

まとめ

  • 計算のもとになっているのは給与賃金。手取りではなく、総支給額。
  • 失業手当の算出は、離職時の賃金(給与)1日あたりの金額から求めた基本手当日額が基準。毎月の支給金額は基本手当日額 × 28日分。
  • 基本手当日額の計算をするときは、少なく見積もって給付率50%としておくのが良い。
  • つまり、失業手当の支給金額は、月給の半額くらいになると見当がつく。
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