90日の失業保険をもらい終わったら…就職しなきゃダメ?

雇用保険加入期間に応じた所定給付日数
雇用保険加入期間 10年
未満
20年
未満
20年
以上
所定給付日数 90 120 150

退職理由が自己都合の場合、雇用保険加入期間が10年未満であれば所定給付日数90日となるため、失業保険受給資格者の多くは90日間の受給期間となるでしょう。

失業保険の受給期間90日間が終わったら、最後は13日分が支給されます。また、失業保険の受給が終わったときに、何か手続きすることはありません。

「今回が最後の支給です。」と言われて、失業保険の給付は終わります。

そして、もし就職できていなくても、何も問題はありません。

失業手当を最後までもらい続けるなら、毎回の認定で2回分の求職活動実績を申告していく必要があります。転職サイトのセミナーを受講する方法なら、応募や面接をしなくても実績にできるので気楽です。

この記事では、失業保険の受給期間90日が終わったらどうなるのか…について解説します。

失業保険のもらい方【何回もらえる?いつから?振込はいくら?】

失業保険90日が終わったら

  • 失業手当の最後の支給額は基本手当日額の13日分。
  • 90日が過ぎた時点で就職できてなくても問題ない。
  • ハローワークで給付終了の手続きはとくに必要ない。

失業保険の90日間が終わったら、最後の認定日で失業認定を受ければ残日数(13日間)分の手当を受給することになり、そのまま給付終了となります。

もらい終わった後の手続きは無い

失業保険をもらい終わったら、そのあとにハローワークで何か手続きすることは特にありません。

最後の失業手当を支給してもらった後は、そのまま受給資格が消滅します。

失業保険の支給90日分とは

失業保険90日のスケジュール

  • 受給資格決定日:所定給付日数90日の決定
  • 待期:7日間
  • 1回目の認定日:21日分の支給
  • 2回目の認定日:28日分の支給
  • 3回目の認定日:28日分の支給
  • 4回目の認定日:13日分の支給(給付終了)

失業保険の所定給付日数が90日の場合、支給のスケジュールは上のようになります。支給される回数は4回ということになります。

給付制限がある場合でも、給付制限明けの最初の認定日が1回目の失業認定になるため、結局は待期7日分を除いた21日分が1回目に支給されることになります。

給付制限中は、ついついのんびり過ごしてしまって、失業認定なのに求職活動実績が無いという状況におちいりがちです。実績になる求職活動には、転職サイトのセミナーを受講する方法など手軽な活動もあるので、早めに準備しておくのが安心です。

もらい終わった後に就職しなきゃダメ?

失業保険をもらい終わった後に就職していないと、「もらい逃げになるのでは?」と不安になるかもしれません。

しかし、失業保険をもらい終わった後に、結果的に就職できなかったとしても不正受給にはなりません。

失業手当を給付では、毎月の失業認定日に2回の求職活動実績があれば「積極的に就職する意思がある」とみなされます。

つまり、就職する意思をもって毎月2回の求職活動を繰り返してきて、結局は就職できなかったとしても仕方ないことというわけです。

私の場合は、失業保険をもらい終わった後になっても就職できませんでした。もちろん、ハローワークから何か言われることもありませんでした。
失業保険を受給後に就職・再就職しなくても何も問題ない

失業保険90日の認定日

受給期間90日の認定日

  • 受給資格決定日:所定給付日数90日の決定
  • 待期:7日間
  • 1回目の認定日:2回分の実績を申告
  • 2回目の認定日:2回分の実績を申告
  • 3回目の認定日:2回分の実績を申告
  • 4回目の認定日:2回分の実績を申告(給付終了)

失業保険の受給期間が90日の場合、認定日は合計4回あります。

もし、90日分を全額もらうつもりなら、1ヵ月ごと(正確には28日ごと)の認定日に毎回2回の求職活動実績をコンスタントに申告していくことになります。

つまり、受給期間90日間に必要な求職活動実績は最低でも合計8回分ということになります。

失業認定のたびに2回の求職活動実績をつくるのは意外と大変です。求職活動の方法はいろいろありますが、転職サイトのセミナーを受講する方法なら、応募や面接をしなくて済むので気楽です。

90日終了後も仕事が決まらない場合

  • ハローワークで求職活動を続ける
  • 転職サイトを利用する

ハローワークで求職活動を続ける

失業保険の受給期間が終わっても、ハローワークで求職活動を続けることは可能です。

ハローワークで求人を探すこともできるし、相談窓口を利用することもできます。

ただ、ハローワーク側の心情を考えると、失業手当を受給中の人を優先したくなるのは仕方ないことかもしれません。なぜなら、受給中の人を就職させれば失業手当の給付を止めることができるからです。

逆に、失業手当をすべて受給し終えた人を就職させても、ハローワーク側にはメリットが無いわけです。

転職サイトを利用する

失業手当を受給し終えた場合は、転職サイトを利用するほうが賢明です。

紹介型の転職サイトは、求職者を企業に紹介すると紹介手数料を支払ってもらえます。(だから求職者は無料で利用できます。)

つまり、転職サイトは紹介手数料で利益を得ているため、積極的に転職先を紹介してもらえます。就職が決まらないまま失業手当の受給が終わってしまった人は、紹介型の転職サイトを検討してみるのも良いでしょう。

まとめ

  • 失業保険の90日間が終わったら、最後の認定日で失業認定を受ければ残日数(13日間)分の手当を受給することになり、そのまま給付終了。
  • 失業保険の所定給付日数が90日の場合、認定日は合計4回。失業手当が支給される回数は4回。
  • 失業保険をもらい終わった後に、結果的に就職できなかったとしても不正受給にはならない。
  • 就職する意思をもって毎月2回の求職活動を繰り返してきて、結局は就職できなかったとしても仕方ない。
  • 失業手当を最後までもらい続けるなら、毎回の認定で2回分の求職活動実績を申告していく必要がある。転職サイトのセミナーを受講する方法なら、応募や面接をしなくても実績にできるので気楽。

 

  • この記事を書いた人

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小学生のときにBASIC言語でプログラミングを覚え、社会に出てからはPythonを主力に通信業界で無線設計とGISシステム開発に携わること12年目。プライベートではPHP・MySQLでウェブサービスを作りつつ、副業で収入を得ています。「プログラミングは人生を豊かにする」と実感しています。