さまざまな分野でAIが使われるようになってきており、AI開発のニーズは高まっています。一方でAI開発者は常に不足しており、今後も供給が追い付かない状況が続くと見込まれています。
AI開発に多用されるPythonのスキルは、身につければ食いっぱぐれない手に職と言えるでしょう。プログラミング言語別の年収でもPythonは断トツです。
教育訓練給付制度を利用してPythonを学ぶ方法があります。経済産業省からReスキル講座として認定されたプログラミングスクールのAIコースやデータサイエンスコースが教育訓練給付金の対象です。
教育訓練給付制度の対象プログラミングスクールPythonコース
- テックアカデミー『Python+AIセット』
←受講生が多くもっとも安い
- Aidemy『Premium Plan』
←Python専門スクール
- datamix『データサイエンティスト育成講座』
←入試あり
これらのReスキル講座は、専門実践教育訓練給付制度(受講料の最大70%を給付)を利用できます。仕事後に帰宅してから学習していくことも可能です。
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専門実践教育訓練給付金をわかりやすく【在職中・働きながらも可】
Pythonを教育訓練給付制度で学ぶには
Pythonを教育訓練給付制度で学習するには、経済産業省によりReスキル講座に認定されたプログラミングスクールのPythonコースを探します。
Reスキル講座とは
経済産業省は、AIやデータサイエンスなどの新技術・高度技術のIT教育を行う講座をReスキル講座に認定しています。受講すると厚生労働省が給付する専門実践教育訓練給付金(受講料最大70%給付)を受け取れます。
プログラミングを学べるReスキル講座はそこそこ見つかりますが、PythonのReスキル講座はまだまだ少ない状況です。
Pythonを学習できるプログラミングスクールReスキル講座
- テックアカデミー『Python+AIセット』
←受講生が多くもっとも安いです。
- Aidemy『Premium Plan』
←Python専門スクールです。
- datamix『データサイエンティスト育成講座』
←入試があります。
プログラミングスクールのReスキル講座
- 専門実践教育訓練給付制度の対象
- 仕事しながらでも、離職中でも利用可能
- オンラインで受講可能
- 自由時間に受講可能
- 学習期間は3~6ヵ月
プログラミングスクールのReスキル講座は、専門実践教育訓練給付金を受け取ることができます。給付金額は、スクールに支払った金額の50%(ただし上限40万円/年)です。
プログラミングスクールの授業料は、いったん自分で支払う必要があります。給付金の受け取りは、半年ごとにハローワークに支給申請すると銀行口座に振り込まれます。

プログラミングスクールのカリキュラムにそって、オンラインで自由時間に受講できます。そのため、仕事を続けながら帰宅後や休日に学習していくことが可能です。
プログラミングスクールでは、募集が毎月行われているので申し込みやすいのがメリットです。
スクールの転職サポートを利用して転職先を探すこともできます。Reスキル講座でスキル習得後に再就職した場合はさらに受講料の20%が給付されます。
プログラミングスクールのPythonコース
テックアカデミー Python+AIセット

言語 ライブラリ |
Python Pandas・scikit-learn・Keras・TensorFlow |
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受講料 | 316,800円/8週間 360,800円/12週間 404,800円/16週間 503,800円/24週間 ↑ 給付金利用可能 |
転職支援 | 転職サポートあり |
受講スタイル | オンライン |
申込方法 |
コース案内ページから申込可能 |
- 入金が完了すると受講開始日の前からすぐにチャットサポートを開始
- 週2回マンツーマンでのメンタリング・毎日15〜23時のチャットでサポート
- 先割:先行申込で受講料5%OFF
- トモ割:同僚や友人と一緒に受講すると受講料が10,000円割引
- Reスキル講座:教育訓練給付金を利用可能
TechAcademyのPython+AIセットコースは、Pythonコースで基礎から学び、AIコースで人工知能・機械学習のスキルを習得できるコースです。
AIコースの学習ではライブラリやデータベースなども学びます。プログラミング未経験の方は16~24週間のゆとりある期間で学習したほうが良いでしょう。
教育訓練給付金を受けられるコースには、ほかにPython+データサイエンスセットがあります。給付金の利用方法と割引額はカウンセリングで案内してもらえます。
受講申し込みはプログラミング無料体験
を受けてみて、検討してから申し込みできます。
datamix データサイエンティスト育成講座
言語 | Python・R言語・SQL |
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受講料 | 742,500円 +27,500円(入学金) |
転職支援 | 転職支援サービスあり |
受講スタイル | オンライン |
申込方法 |
講座案内ページから申込可能 |
- 入学試験あり(データやプログラミングの予備知識が必要)
- 少人数制の授業体制
- 説明会参加者にeラーニング「データサイエンス入門セット」プレゼント
- 教育訓練給付制度を利用可能
datamixデータサイエンティスト育成講座は、データ分析・統計解析を身につけてビジネスで活用できる人材を育てる講座です。さまざまな産業・職種の実務でどう活かすのかという応用力に重点が置かれているのも特徴です。
入学試験があります。プログラミング未経験者は基礎講座から学習して、本講座へステップアップすることになります。
教育訓練給付制度を利用できる講座には、ほかにも気象データアナリスト育成講座
があります。
無料説明会・体験講座を実施しています。これらを受けてみて、検討してから申し込みできます。
おすすめはテックアカデミーのPythonセットコース
TechAcademyは、Pythonのセットコースが教育訓練給付制度の対象(Reスキル講座)です。

プログラミング自体をやったことがない未経験者の場合は、プログラミング(またはコーディング)が果たして自分に向いているのかわからず、学習を続けられるか不安かもしれません。
プログラミングスクールが実施している無料体験を利用して、経験してみる方法もあります。
テックアカデミーではプログラミング無料体験ができます。HTML&CSSでウェブコーディング、JavaScriptでプログラミングに触れながら天気予報アプリ作成のカリキュラムを、本コース同様の学習システムを利用して1週間だけ無料で学ぶことができます。プログラミングに興味があるけど自分に向いているかどうかが心配な人は、無料体験で試してみると一歩を踏み出すきっかけになるでしょう。
テックアカデミー プログラミング無料体験

言語 | HTML&CSS・JavaScript |
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受講料 | 無料/1週間 |
受講スタイル | オンライン |
申込方法 |
無料体験案内ページから申込可能 |
- 1週間、本コースと同様の教材・サポートなどの学習システムを無料体験
- 講師は通過率10%の採用選考で選ばれた現役エンジニア
- マンツーマンのメンタリング・毎日15〜23時のチャットでサポート
- 必要なもの:パソコン・インターネット環境
こんな人におすすめ
- いろんな口コミや評価があって、どのスクールにしようか決めかねている。
- プログラミング未経験なので授業について行けるか心配。
- テックアカデミーが気になっているが、自分に合っているのか不安。
テックアカデミーのプログラミング無料体験は、本コースの学習システムと同様の教材・サポートなどを体験できます。 無料体験ですがカリキュラムがあります。1週間の体験期間にウェブサイトの仕組みからHTML&CSS、JavaScriptでプログラミングの基礎を学習し、天気予報アプリ作成を経験できます。 この内容を無料で体験できるというのはすごいことです。プログラミングの予備学習として成り立つほど十分な内容となっています。スクール探しの際に、他のスクールとの比較基準にしても良いでしょう。 「プログラミングなんて自分にできるんだろうか」と不安な方は、体験するのはタダなのでぜひ利用してみてください。
まとめ
教育訓練給付制度の対象プログラミングスクールPythonコース
- テックアカデミー『Python+AIセット』
←受講生が多くもっとも安いです。
- Aidemy『Premium Plan』
←Python専門スクールです。
- datamix『データサイエンティスト育成講座』
←入試があります。
- 経済産業省からReスキル講座として認定されたプログラミングスクールのAIコースやデータサイエンスコースが教育訓練給付金の対象。
- Reスキル講座は、専門実践教育訓練給付制度を利用できる。仕事後に帰宅してから学習していくことも可能。
- 給付金額は、スクールに支払った金額の50%(ただし上限40万円/年)。
- Reスキル講座でスキル習得後に再就職した場合はさらに受講料の20%が給付される。(つまり、最大70%の給付となる)
- プログラミング自体をやったことがない未経験者の場合は、無料体験を利用して、まずプログラミングを経験してみる方法もある。