ThinkPadのWWANポートが空いている場合、SSDを追加増設できます。
適合するSSDのサイズは、2242。
しかし、2242をリリースするメーカーが極端に少ないのが困りどころです。
探してみると、SanDisk、東芝メモリ(現KIOXIA)、Transcendの3社の製品が候補にあがりました。
ThinkPadのモデルによっては、マザーボードとの干渉を避けるために片面実装のSSDを選ぶ必要があります。
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現在、新品で購入できる SSD M.2 2242 NVMe
今回の購入にあたって、信頼性の高い製品を探しました。
2280なら悩むほど多くの製品が出てるのに、2242になると探すのが大変なほど製品が少なくなります。
候補になったのは次の3つです。
- SanDisk WesternDigital PC SN520
- TOSHIBA OCZ-RC100
- Trancend MTE452T
このうち、現在、新品で購入できるのはTrancendの製品のみとなります。
業務用/産業用の製品ですが、Amazonで一般販売されています。
SanDisk WesternDigital PC SN520 (入手困難)

SanDiskからは、Western Digitalをブランドに冠したモデル。
現在、Lenovo ThinkPadが正式採用している製品です。
- 128GB、256GB、512GB
- 片面実装
- Made in China、またはMalaysia
今回のSSD増設には、WesternDigitalのSDAPMUW-512Gを選びました。
TOSHIBA OCZ-RC100 (販売終了)

NAND型フラッシュメモリーの生みの親、東芝の製品です。
信頼性が非常に高い製品ですが、もう手に入りません。
120GB、240GB、480GBがリリースされていたようです。
- 120GB、240GB(現在流通しているのはこの2つ)
- 片面実装
- Made in Taiwan
Transcend MTE452T

Transcendからは、業務用/産業用のモデルMTE452Tがリリースされています。
一般販売は無いとのことでしたが、Amazonで購入できます。
しかも保証対象がAmazon.co.jpが販売した物のみとなっています。
- 128GB、256GB、512GB
- 両面実装
- Made in Taiwan
ThinkPad SSD増設にあたっての注意点
M.2 2242 NVMe SSDを選ぶときは、形状やインターフェースに注意する必要があります。
- 片面実装:ThinkPadのモデルによっては両面実装のSSDがシステムボードと物理的に干渉してしまう。SSDは両面実装の製品が多いので注意。
- PCIe 3.0 x2:ThinkPadのモデルによっては3.0 x2のWWANポートとなっている。PCIe 3.0 x4が主流なので注意。
市場で見かけるSSDメーカー
2242のSSDを探してみると、実は結構たくさんメーカーがあります。

Dogfish: 中国。
GamerKing: 中国。
Goldenfir: 中国。
KingShark: 中国。
KingSpec: 中国。日本販売代理店は池袋の恵安株式会社。
KKmoon: 中国。
Lexar: 中国。元はアメリカの会社だが、現在は中国企業に。
Shark: 中国。
TCSunBow: 中国。
Zheino: 中国。
 
                            