Pythonでプログラミングを勉強したいけど、たくさんある本のなかで入門者はどれを読んでいいのか迷ってしまいます。

Pythonを習得した人は、どんな本を読んで勉強したんだろう。
私がPythonを勉強した2010年頃は、Pythonのプログラミングスクールも無かったので独学しました。
Pythonプログラマーの見地から、自分で読んでみて良かった本をピックアップしています。
この記事では、Python入門者向けの本をご紹介します。
記事の最後で、私自身が一番勉強になった一冊、タダで読めてしまうお得な本もご紹介します。
Contents
プログラミング自体が初めてなら『Pythonスタートブック』
出典:Amazon
私がPythonと出会った8年前はPythonの書籍もまだまだ少ない時代だったので、本は買わずにネットで調べながら独学しました。
Pythonスタートブックは、今になって手に取ってみて「学び始めた頃に出会っていたかった」と思った良書です。
Pythonの環境構築、基礎的なプログラミング手法からロジックまで…Pythonで何ができるのか?絵図でわかりやすく解説されています。
Pythonを知る一冊としてこれほど相応しい本は他にないでしょう。
現状はPythonに興味があるだけ…という人にも良い手引きになると感じます。
Pythonが何なのか知りたい人にも、プログラミング自体が未経験の人にもぜひおすすめしたい本です。
Pythonをやる!と決めたら『スラスラわかるPython』
出典:Amazon
Pythonをやる!と決めたら、学習中には常に手元に置いておきたい一冊です。
「この構文、どう書くんだっけ?」なんていうド忘れにも、基礎的な文法が網羅された本書が家庭教師となって学習を支えてくれます。
基本的な処理手法はもちろん、使用頻度の高いモジュールからスクレイピングに至るまで。
読み進めるほどPythonをどう活かすかというヒントにつながる内容になっています。
Pythonという言語がどういう特徴を持つものなのか、Pythonに触れてみたい方に姿形を見せてくれる本です。
実は一番おすすめしたい『Dive Into Python3』
出典:Amazon
私自身がPythonを勉強したときに一番よく使ったのが、この本のウェブ版(無料!)。「3回、必ず読み返す」と決めて挑んだ思い入れのある本です。
しかし、プログラミング経験が全く無い方には難しい内容です。
ただ、他になにかの言語習得の経験があるPython入門者の方には、まずタダで読んでみて欲しい本として紹介します。
Pythonならではのリスト内包表記、イテレーターの理解やオブジェクト指向について、Pythonのクセ・個性について広く触れることができる内容となっています。
Pythonの等身大を丁寧に解説していくPython入門者に対する著者の愛を感じる本です。
『Dive Into Python3』の使い方
著者が日本人ではないため、その翻訳の独特の表現が理解を難しくしていることは否めません。
しかし、読んでみてわからない部分があったら、インターネットでさらに調べながらじっくり学習を進めていけるロードマップとして機能する良書だったと感じています。
最初はわからなくても、何度も読み返すうちに理解できるようになり、それが短期間での実力アップにつながったことを私自身が経験しています。
ぜひ2回、3回と読み返すことをおすすめします。
まとめ
- プログラミング自体がはじめてだったら『Pythonスタートブック』
- Pythonをやる!と決めているなら『スラスラわかるPython』
- 他になにかの言語習得の経験があるなら『Dive Into Python 3』
- 『Dive Into Python 3』にはウェブ版があり、タダでも読むことができる。
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就職活動するふりして失業保険もらってる人も多いのでは?という疑問