プログラミングで副業できるレベルとは【月10万を身につけやすいスキルで】

プログラミング初心者が挑みやすい副業
案件 報酬単価 スキルレベル
LP制作
ウェブデザイン
10000~
50000
★☆☆☆☆
サイト構築
ホームページ制作
50000~
300000
★★☆☆☆
業務改善
システム改修
10000~
100000
★★★☆☆
データ収集
スクレイピング
10000~
100000
★★★☆☆

副業するために必要なプログラミングのレベルは、実際に案件を見てみるとわかります。

月3万くらいでいいから、ちょっと美味しいものを食べに行く余裕が欲しい。

できれば月5万は欲しい。子供の学資や保険料を副収入でまかないたい。

目標金額は人それぞれですが、データ入力やシール貼りのような低単価の内職とは違い、プログラミングスキルでの副業なら月10万円というのはそれほど難しくはありません。

記事中でお見せするクラウドソーシングサイトクラウドワークスの報酬単価を見れば「確かに手が届きそう」と感じるはずです。実際に稼いでいる人もたくさんいます。

「やってる人がいるんだから、自分にもできる!」

と思うか、

「いや、自分には無理だ…」

と思うか。ここが副業できる人とそうでない人の分かれ道です。

この記事では、プログラミングで副業できるレベルについて解説します。

プログラミングの副業案件

案件 報酬単価 スキルレベル
(習得期間)
① LP制作
ウェブデザイン
10000~
50000
★☆☆☆☆
(1~2ヵ月)
② サイト構築
ホームページ制作
50000~
300000
★★☆☆☆
(2~3ヵ月)
③ 業務改善
システム改修
10000~
100000
★★★☆☆
(2~3ヵ月)
④ データ収集
スクレイピング
10000~
100000
★★★☆☆
(3~6ヵ月)

未経験からプログラミングで副業できるレベルになる効率的な道筋は、

  1. 身につけやすいスキルでも受注できる案件があることを知る
  2. その案件受注のためのスキルを身につける

未経験者が身につけやすいスキルで受注できる案件は、上の表の4つがおすすめです。

システム開発やデータベース構築など報酬単価が50~100万円と高い案件もありますが、このレベルを目指すと学習に時間がかかるし、挫折する可能性も高くなってしまいます。

まずは報酬単価がそこそこでも、手の届くレベルの案件受注を目指すのが堅実です。

とくに未経験者が身につけやすいスキルが、① ②のウェブ系のスキルです。

一度身につけてしまえば楽に報酬を得られるのは、③ ④の業務系のスキルです。

副業のために必要な言語とスキルレベル

LP制作・ウェブデザイン

  • HTML&CSS:ウェブページ(単体)を作れるレベル
  • Photoshopフォトショップ:ロゴデザインやバナー制作ができるレベル

サイト構築・ホームページ制作

  • HTML&CSS:ウェブページやトップページを作れるレベル
  • JavaScriptジャバスクリプト:ライブラリjQueryジェイクエリーを扱えるレベル
  • WordPressワードプレス:ロゴデザインやバナー制作ができるレベル

業務改善・システム改修

  • Excel:関数の知識があり、マクロの記録を操作できるレベル
  • VBA:自動処理プログラムを組めるレベル

データ収集・スクレイピング

  • HTML&CSS:HTMLタグの知識があるレベル
  • Pythonパイソン:スクレイピング用ライブラリを扱えるレベル
これらの案件に必要なスキルレベルについて、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

① LP制作・ウェブデザインのレベル

参照:クラウドワークス

LPとは

LPとはLanding Pageランディングページの略で、ウェブ広告をクリックして来た購入希望者が着地するページのことです。商品の魅力を画像と文章で紹介しつつ購入ボタンが所々に設置されている販売用LPがイメージしやすいでしょう。

ウェブデザインやLP制作の副業は、単一のウェブページを作れるレベルで受注できます。

このレベルは、プログラミングでの副業のなかでもっとも低く、未経験者が身につけやすいスキルで手が届きます。(というより、このスキルにあたるHTML&CSSはプログラミング言語ではないのです。)

報酬単価は、LPの枚数や、画像・文章の要否、期間などの条件によって違ってきます。

画像中の『女性脱毛サロン』の案件のように、ほぼ下書きができているものもあります。受注者は、下書きに沿ってレイアウト・デザインして納品することになります。

ライティング(商品説明やコピー)までお任せされる案件もあります。ライティングスキルがあれば、より幅広くLP制作を受注できるようになります。当然、報酬単価も上がります。

必要なスキルと習得期間

  • スキルレベル:★☆☆☆☆
  • 習得期間:1~2ヵ月
  • 言語:HTML&CSSでのウェブページレイアウト・装飾
  • スキル:Photoshopでの写真加工・画像編集

学習時間を確保できて、みっちり学習できる人なら、1ヵ月程度でHTML&CSS・Photoshopの基本を身につけることができます。

HTML&CSSはプログラミング言語ではないので、単に記述のしかたを覚えるだけ。Photoshopは写真加工や文字入れのやり方を覚えます。

学習期間1~2ヵ月というのはずいぶん短く感じるかもしれません。しかし、多くのプログラミングスクールは、HTML&CSSの基礎を1ヵ月程度で学習するカリキュラムになっています。

私も学生の頃にホームページ作りに没頭していたら、1ヵ月くらいでそれなりに作れるようになりました。そんなもんです。

たとえばママ専用デザインスクール Famm は、1ヵ月間でHTML&CSSとPhotoshopを短期集中で学習し、スキルを習得するカリキュラムになっています。修了後は、ライティングやWordPressワードプレスサイト構築などを無料で追加学習できるようになっており、納得いくまでスキルアップできる良心的なスクールです。

② サイト構築・ホームページ制作のレベル

参照:クラウドワークス

WordPressとは

WordPressワードプレスは、ウェブサイトやホームページを構築・運用するためのCMS(Contents Management System)の一種です。世界中で広く使われており、個人ブログから大企業のホームページまでWordPressで制作できます。

ホームページ制作は、「WordPressでホームページ制作してほしい」という案件が多いです。そのホームページも小規模なものがほとんどです。

このレベルは、ウェブページを作れるスキルに加えて、WordPressを扱えるスキルで受注できるレベルになります。①のLP制作・ウェブデザインからのステップアップにしても良い道筋です。

報酬単価は比較的高めです。レンタルサーバーにドメインを設定してWordPressでサイト構築するなど、ある程度の期間がかかるからです。

画像中の『自社ホームページの作成』のように、デザインから数ページのコンテンツ作成までを任されることもあります。報酬単価も高めになります。

WordPressでのサイト構築に加えて、ウェブデザインや画像編集のスキルがあれば、よりクライアントの要求に細かく対応していくことができます。

必要なスキルと習得期間

  • スキルレベル:★★☆☆☆
  • 習得期間:2~3ヵ月
  • 言語:HTML&CSS・jQueryでのウェブページ制作
  • スキル:サーバー設定からWordPressでのサイト構築

HTML&CSSとjQueryの学習に2ヵ月程度、WordPressでのサイト構築に1ヵ月程度の学習期間があれば、何とか基礎は身につけられます。

あとは実践のなかできたえられていくし、サーバーやWordPressの作業時間もどんどん短縮していきます。

jQueryは、ウェブページにユーザー入力フォームを設置したりできるJavaScriptのライブラリです。プログラミングというほど難しいものではありません。

未経験者にとってやや不安に感じるのが、サーバー設定の部分かと思います。これは慣れです。手順をしっかりメモして残しておくことで、次の案件ではスムーズに作業できるようになるものです。

私もこのサイトを作ったときの設定手順をしっかりノートに残してあります。

③ 業務改善・システム改修のレベル

参照:クラウドワークス

VBAとは

VBAとは、Microsoft Office®のマクロ(自動処理)のために実装されているプログラミング言語です。Excelシートにマクロボタンが付いているのを見たことがある人もいると思いますが、そのマクロの実体はVBAプログラムです。

業務改善・システム改修と言っても難しいレベルのものではなくて、VBAプログラミングの案件が多数あります。

そのなかでもプログラミング初心者が受注しやすいレベルは、VBAプログラムの改修・改造の案件です。

報酬単価は、クライアントのシステム規模によって様々です。システムとはいっても、VBAではそもそも大掛かりなものは作れないし、プログラムも小規模であることがほとんどです。

画像中の『VBAワンポイント修正』などは、ほんの一部分のプログラム修正で納品完了します。単価は安いのですが、副業の手始めに最適です。

クライアントと良い関係を築ければ、業務改善(効率化)につながるVBAプログラミングの提案などで定期的な収入を得ることも可能です。

必要なスキルと学習期間

  • スキルレベル:★★★☆☆
  • 習得期間:2~3ヵ月
  • 言語:VBAでのプログラミング
  • スキル:Excel関数の知識・マクロの記録

VBA自体がプログラミング未経験者でも習得しやすい言語なので、2~3ヵ月間に集中して学習すれば身につけられます。

そもそも仕事でExcelを使っていて、VLOOKUP関数くらいは使いこなせる人には、VBAでできることを理解しやすいでしょう。

私は会社で毎日残業しながら短期集中で3ヵ月くらいで身につけました。

クライアントによっては、処理の元となるExcelシートを公開している人もいます。募集期間の間に、そのプログラムをある程度組んでしまうのも有効な方法です。受注できれば、納品までのプログラミング作業に余裕をもたせることができます。もし、受注できなくても、似たような案件でプログラムを使い回すことができます。

業務系のプログラミング案件がわりと楽なのは、別案件で組んだプログラムを使い回すことができることも理由のひとつです。

④ データ収集・スクレイピングのレベル

参照:クラウドワークス

スクレイピングとは

プログラムを使って、インターネット上のHTMLファイル(ウェブページの実体)から情報を抽出する技術のことです。ECサイトから商品データを、経済サイトから為替データを…など手作業では膨大な時間がかかる作業をプログラムで処理できます。

ウェブ上のデータを収集する作業は手間と時間がかかるため、プログラムで自動収集したいと希望する人は多くいます。これを実現できるのがスクレイピングです。

プログラミング言語Pythonは、読み書きしやすい言語仕様を持つため未経験者でも学習しやすいです。Pythonのスクレイピング用ライブラリBeautifulSoupビューティフルスープSeleniumセレニウムを扱えるレベルになれば、データ収集の案件を受注できます。

報酬単価は、スクレイピングの規模やデータ収集量によって違ってきます。

画像中の『Reinsからのスクレイピング』とは、不動産屋さんが使う賃貸情報システムReinsからデータ収集することです。規模が大きく、ログインプログラムも必要となるため高価です。

スクレイピングは、対象先のウェブページを構成するHTMLを見る必要があるため、HTMLタグの知識も必要です。

私はコロナの罹患者数データを集めるために、厚生労働省のページをスクレイピングするプログラムを作りました。ライブラリを使うのは初めてでしたが、毎日自動的にスクレイピングするプログラムを完成させるところまで1週間程度でした。Pythonに慣れてしまえば、そんなもんです。

必要なスキルと学習期間

  • スキルレベル:★★★☆☆
  • 習得期間:3~6ヵ月
  • 言語:Pythonでのプログラミング・HTMLの知識
  • スキル:スクレイピング用ライブラリ(BeautifulSoup・Selenium)

Pythonという言語は読み書きしやすいため、未経験者がプログラミング自体を覚えるのにも適しています。

基本的なプログラミングを覚えたのちスクレイピング用ライブラリを使えるレベルになるには、3~6ヵ月程度みたほうが良いでしょう。すでにHTMLの知識があれば、もう少し学習は楽になります。

結局、ウェブ系のプログラミングではHTMLの知識が必須となるわけです。

スクレイピングをやったことが無いと、なんだか難しそうに感じるかもしれません。しかし、プログラミングスクールでは2~3ヶ月程度でPythonの基礎からデータ収集までを学習するカリキュラムがあります。

たとえば コードキャンプ Pythonコース は、Pythonを使った自動処理プログラムを身につけることを目的にしたコースです。仕事の効率化はもちろん、スクレイピングでのデータ収集を短期間に学習できるカリキュラムになっています。この実用的なカリキュラムはかなり珍しいです。

習得しやすい言語を選ぶ

  • HTML&CSS:プログラミング言語ではないため、単に記述のしかたを覚えるだけ。学習期間は1~2ヵ月程度。
  • JavaScript:ライブラリjQueryはプログラミングほど難しいものではない。学習期間は1ヵ月程度。
  • VBA:パソコンにExcelが入ってさえいれば今すぐ学習を開始できる。学習期間は2~3か月程度。
  • Python:読み書きしやすい言語仕様であり、未経験者がプログラミング自体を学ぶのにも最適。学習期間は3~6ヵ月程度。

未経験から副業できるレベルになるために、早く、挫折することなく到達するには習得しやすい言語を選ぶことが近道です。

副業をやるために、プログラミング学習にあまりに長い時間をかけてしまっては本末転倒です。

できるだけ早く、楽に身につけられるスキルで、初心者でも受注しやすい案件を狙うのが正攻法と言えるでしょう。

副業できるレベルを身につける方法

  • 独学
  • プログラミングスクール
  • サブスク型学習サービス

独学は、お金がかからないというメリットがありますが、学習計画を自分で立てたり、学習意欲を維持する工夫が必要になります。プログラミング言語をはじめて学ぶ人にはハードルが高く、挫折する可能性も高くなります。

お金がかかったとしても、挫折することなく目標に達するほうが、結局はコスパが良かったりもします。

プログラミングスクールの場合は、定期的に講師からマンツーマンレッスンを受けながら課題をこなしていくので、着実にスキルを身につけていくことができます。ただ、受講料が高くなります。

ついテレビを見てしまったり、サボってしまう癖がある人は、プログラミングスクールでの学習が合っています。

サブスク型学習サービスは、マンツーマンレッスンこそありませんが、学習計画が組まれており、不明点を質問できるチャットやコミュニティを持っています。なにより受講料が月々定額(サブスク)なのが良心的です。

学習意欲を保つ自信があり、自分で検索することに慣れている人は、サブスク型学習サービスでも良いでしょう。

まとめ

プログラミング初心者が挑みやすい副業
案件 報酬単価 スキルレベル
LP制作
ウェブデザイン
10000~
50000
★☆☆☆☆
サイト構築
ホームページ制作
50000~
300000
★★☆☆☆
業務改善
システム改修
10000~
100000
★★★☆☆
データ収集
スクレイピング
10000~
100000
★★★☆☆
  • 副業するために必要なプログラミングのレベルは、実際に案件を見てみるとわかる。プログラミングスキルでの副業なら月10万円というのはそれほど難しくはない。
  • 未経験からプログラミングで副業できるレベルになる効率的な道筋は、身につけやすいスキルでも受注できる案件のためのスキルを身につける。
  • まずは報酬単価がそこそこでも、手の届くレベルの案件受注を目指すのが堅実。
  • 未経験から副業できるレベルを目指すときに、習得しやすい言語はHTML&CSS、VBA、Python。
  • この記事を書いた人

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小学生のときにBASIC言語でプログラミングを覚え、社会に出てからはPythonを主力に通信業界で無線設計とGISシステム開発に携わること12年目。プライベートではPHP・MySQLでウェブサービスを作りつつ、副業で収入を得ています。「プログラミングは人生を豊かにする」と実感しています。