プログラミング言語にはどんな違いがあるのか

プログラミング言語には、特性や得意分野に違いが見られます。

違いが生まれた原因は、目的や用途によってプログラミング言語が生み出されてきたためです。

この違いによって、プログラミング言語の学習のしやすさにも違いが出てきます。

プログラミング未経験者の場合は、ウェブ系のスクリプト言語であるJavaScriptやPHPが簡便で学習しやすいです。

この記事では、プログラミング言語にはどんな違いがあるのか。を説明します。

プログラミング言語の違いとは

プログラミング言語の違いは、次のような観点で見ることができます。

  • プログラミング言語の特性の違い
  • プログラミング言語の得意分野の違い
  • プログラミング言語の習得しやすさの違い

プログラミング言語の特性の違い

それぞれのプログラミング言語には、特性に違いがあります。

主に型付けコンパイルパラダイム(記法)といった点がプログラミング言語によって違い、用途にも影響します。

また、プログラミングの未経験者には、コンパイル不要な言語が学習しやすいです。

コンパイルとは、人間が書いたプログラムを機械語に変換する作業です。ひと手間増えます。
どんな言語がコンパイル不要なんですか?
JavaScriptPHPPythonなどのウェブと親和性の高い言語はコンパイル不要です。

プログラミング言語の得意分野の違い

プログラミング言語には、向いている分野があります。

家電などの製品への組み込みに向いているのは、CC++Java

ウェブに向いているのは、HTMLというマークアップ言語と一緒に記述できるJavaScriptPHP

スマホアプリに向いているのは、iPhoneならSwift、AndroidならJavaKotlin

人工知能に向いているのは、機械学習や統計解析に強いライブラリを持ったPythonR

なぜこのような違いがあるのでしょう?
コンピューターにどういうことを処理させたいか…という需要からプログラミング言語が生まれてきたからです。
バス・電車・船・飛行機といった交通手段の違いと似たようなものなんですね。

プログラミング言語の習得しやすさの違い

プログラミング言語の特性や得意分野の違いは、習得のしやすさの違いに影響します。

C系の言語やJavaは、組み込みやシステム開発で使われる言語なので、習得するのがやや困難で時間がかかります。

ウェブ系のスクリプト言語であるJavaScriptやPHPは、ウェブという親しみやすい媒体を使って学習できるのもあって、習得しやすいです。

Pythonは人工知能に向いていると聞くと、なんだか難しそうな印象を持つかもしれません。しかし、Pythonはスクリプト言語と言われる習得しやすい言語に入ります。

個人的にはウェブにも人工知能にもExcel操作にも何でも使えるPythonは、覚えると応用が利くお得な言語です。

プログラミング言語とその他の言語の違い

プログラミング言語とは

プログラミング言語とは、数式を使って計算させるプログラムを組むことができる言語です。

スクリプト言語はプログラミング言語の一種です。しかし、マークアップ言語はプログラミング言語ではありません。

また、ライブラリやフレームワークは、特定の用途におけるプログラミングをより簡便にするためのツールです。

スクリプト言語とは

スクリプト言語とは、特定用途のアプリケーションを作成するための簡易的なプログラミング言語のことです。

スクリプト言語の明確な定義はありませんが、動的型付けインタプリタ方式などの違いをもってスクリプト言語と呼ぶ場合があります。

JavaScriptやPHP、Pythonなどのプログラミング言語が該当します。

ライブラリとは

ライブラリとは、特定の用途に使う関数やロジックなどのプログラムをひとまとめにしたツールです。

OSを操作するためのライブラリ、正規表現を使うためのライブラリなどがあります。

たとえば、PythonにはExcel用ライブラリがあり、Excelを操作することもできます。

フレームワークとは

フレームワークとは、特定の用途で使用するプログラムの型・テンプレートのようなものです。

ウェブページのHTMLを組みやすくするためのフレームワークは、よくウェブプログラミングで使用されます。

たとえば、JavaScriptならvue.js、PythonならDjango、RubyならRubyOnRailsというウェブ開発用のフレームワークがあり、ウェブページやアプリ開発を効率良くプログラミングできます。

マークアップ言語とは

マークアップ言語とは、文章の構造を記述するための言語です。

もっとも身近なマークアップ言語は、ウェブページのレイアウトに使われるHTMLです。HTMLではレイアウト部分の装飾に関する指定を併せ持つことで、ウェブページをデザインすることもできます。

HTMLには計算させることができません。ウェブブラウザにウェブページのレイアウトを示すことが目的の言語だからです。

できることの違い

プログラミング言語によって、できることに違いがあります。

コンピューターに何をやらせたいのかという目的に合わせて、プログラミング言語が生み出されてきたからです。

Javaというプログラミング言語は、家電を制御するプログラムを組むために生み出された言語です。

COBOLというプログラミング言語は、企業や銀行の会計業務で使うために生み出された言語です。

目的や用途によってプログラミング言語に違いが生まれます。

プログラミング言語の種類【分野分類を知って言語を決める】

まとめ

  • プログラミング言語には、特性・得意分野・習得しやすさなどの観点で違いがある。
  • プログラミング言語とは、数式を使って計算させるプログラムを組むことができる言語。
  • ライブラリやフレームワークは、特定の用途におけるプログラミングをより簡便にするためのツール。
  • プログラミング言語によって、できることに違いがある。コンピューターに何をやらせたいのかという目的に合わせて、プログラミング言語が生み出されてきたから。

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