20代の転職理由ランキング【本音はさておき面接で好印象になる例】

20代の転職ともなれば、この転職が初めてという人も多いと思います。

転職するときに、面接では「なんで辞めたんですか?」と必ず聞かれます。転職希望者にとっては、なかなか答えにくい質問です。

なぜなら、辞めた理由の本音は「不満」であることが多いからです。厚生労働省の調査においても、人間関係や賃金への不満が目立つ結果になっているとおりです。

しかし、面接での「なんで辞めたんですか?」の質問には、ポジティブな理由で答えるべきです。

本音としては、いままで勤めた会社への不満もあるでしょう。しかし、愚痴のようになってしまっては、採用側に良い印象を持たれません。

この記事では、20代の転職理由のランキングと、面接で印象の良い退職理由について解説します。

20代の転職理由ランキング

厚生労働省『平成27年転職者実態調査』より

厚生労働省の転職者実態調査では、年代別に、直前の勤め先を自己都合により離職(退職)した一番の理由を見ることができます。

調査結果は、20代前半と20代後半に分けられており、やや割合が異なります。

たとえば、20代前半(第二新卒あたり)は人間関係で辞めることがもっとも多いですが、20代後半では人間関係があまり退職の理由にはなっていません。

20代の転職理由のランキングは、次のとおりです。

20代の退職理由ランキング
1 労働条件が良くなかった
2 仕事内容に満足できなかった
3 人間関係がうまくいかなかった
4 給料が低かった
5 会社の将来に不安を感じた
6 いろいろな会社で経験を積みたい
7 ほかに良い仕事があった
8 雇用が不安定だった
9 結婚・出産・育児のため
10 病気・ケガのため

労働条件の回答には、労働時間、残業、休日出勤などの不満が含まれます。残業が多い仕事では、いろいろと挑戦したいことがある20代にとって不満が溜まりやすいのかもしれません。

仕事内容に満足できなかったというのは、新人のころからずっと同じ仕事しかやらせてもらえなかった。ルーティーンワークに飽きた。などの不満によるものでしょう。

友人がどんどん成長している様子を見て、自分は大丈夫かな…と不安になりました。

人間関係、給料、将来性など、自分だけでは解決しにくい理由が並びます。ポジティブな理由が出てくるのは、6位、7位です。

転職のときに採用側に好印象を持ってもらえるのは、このあたりのポジティブな理由になります。

面接で印象の良い退職理由

  • 6位:いろいろな会社で経験を積みたい
  • 7位:ほかに良い仕事があった

転職するときの面接では、「前の仕事は、なんで辞めたんですか?」と必ず質問されます。

この質問に対する答えの正解は、「前向きな転職を希望したことが退職のきっかけになった。」とアピールすることです。

逆に言うと、「前の会社への不満が退職のきっかけになった。」というふうに見られないようすると、面接で印象が良くなります。

理由:いろいろな会社で経験を積みたい

いろいろな会社で経験を積みたいという理由は、もっと具体的にできます。

  • 前の会社で培ったスキルを、違う仕事に活かしてみたいと思った。
  • 新しい環境で、自分の力を試してみたいという挑戦心が生まれた。
  • 業界内の他の職種に興味を持ち、是非やってみたいと思った。
  • 20代の若いうちに、たくさんの経験を蓄積したいと思った。

私は20代で4回の転職をしました。そのため、「いろいろな会社で経験を積みたい。」という転職理由が常套句でした。

理由:ほかに良い仕事があった

ほかに良い仕事があったという理由は、次のように具体的にできます。

  • 同業者にはほかにどんな仕事があるのかと探してみたところ、御社を見つけて興味を持った。
  • 業界で一位の御社には憧れがあり、就職の希望を捨てきれなかった。
  • 個人的に学習して身に付けた資格(スキル)を活かせる仕事があった。
  • せっかくなら、好条件のなかで働いた方がもっとポテンシャルを発揮できると思った。

20代後半であれば、スキルが重要視されます。いままで培ったスキルを活かせる場面が具体的に想像できる会社・職務なら、転職の成功率は高くなります。

20代後半の転職にはどんなリスクがあって厳しいのか

面接ではなぜ退職理由を聞かれるのか

最初の面接(一次面接)では、どれくらいの熱量でうちの会社の仕事をやりたいのか。辞めた経歴があるけど人間性に問題はないか。といった表面的な部分を見て、応募者をどんどんふるいにかけていきます。

採用側にとっては、転職希望者に対して次のような不安があります。

  • 採用しても、またすぐに辞めてしまう人なのではないか
  • 仕事に責任感がなく、不満を持ちやすい人なのではないか
  • 同僚や上司に文句を言いいがちな人なのではないか

こういった不安を、最初の面接で必ず排除しておきたいわけです。

面接のときに伝えるべき退職理由とは、こういう採用側の不安につながらないような、前向きな理由でなければなりません。

まとめ

  • 転職するときに、面接では「なんで辞めたんですか?」と必ず聞かれる。
  • 厚生労働省の転職者実態調査では、20代前半(第二新卒あたり)は人間関係で辞めることがもっとも多い。
  • 転職のときに採用側に好印象を持ってもらえるのは、いろいろな会社で経験を積みたい。ほかに良い仕事があった。というようなポジティブな理由。
  • 面接のときに伝えるべき退職理由とは、採用側の不安につながらないような、前向きな理由でなければならない。
  • この記事を書いた人

non

小学生のときにVBでプログラミングを覚え、社会に出てからはPythonを主力に通信業界で無線設計とGISシステム開発に携わること12年目。損害保険営業→自動車製造→運輸荷扱作業→建築現場作業→ネット通販企画→カーナビ品質管理→携帯無線設計SEと職を変えてきたジョブホッパーです。