20代の転職回数の平均は何回?【2回目、3回目と繰り返すのは不利なのか】

20代での転職は何回までなら悪い印象を持たれないのか。不利にならないのか。

転職回数が、一般的にどのくらいなのかは気になるところです。

厚生労働省の調査結果によると、そもそも転職しない人(離職回数0回)が約半数です。

これを踏まえた20代の平均的な転職回数は1回。

しかし、2回目、3回目の転職になっても、転職のときの選考において必ずしも不利になると限りません。

この記事では、20代の転職回数の平均と、その回数が選考に及ぼす影響について解説します。

20代の転職 平均的な回数

厚生労働省 労働白書による年齢別転職回数(離職回数)を示すグラフ

厚生労働省『労働白書』より

年齢別の離職回数を見ると、そもそも離職しない人の割合が男性の場合は約半数いることがわかります。(女性の場合は結婚を理由に離職に至るため割合が高くなります。)

離職回数1回以上の離職経験者に限り、年代別に転職した回数を見ると次のようになります。

厚生労働省 転職者実態調査による年代別転職回数を示すグラフ

厚生労働省『平成27年転職者実態調査』より

20代の転職の回数は、約1.7回となります。転職しない人が半数いることを含めると、20代の転職回数の平均は1回程度であることが分かります。

年代が上がるに連れて2回、3回と増えていきます。ただし、最初のデータのとおり、転職回数が0回の人が約半数であることも事実です。

20代での転職回数が平均1回であることから、転職回数が2回目以上は多い方になります。

転職回数の数え方

一般的には正社員(または契約社員)として直接雇用関係が結ばれた企業への転職の回数を数えます。ただ、職務経歴をどうアピールするのかによるところがあり、派遣会社との雇用契約を含めて経歴をアピールできるなら派遣会社と結んだ雇用契約を含めても構いません。

20代の転職回数は何回まで?

出典:doda「転職に関するアンケート」(2018年12月)

総合転職サービスのdodaが企業の採用担当者に行ったアンケートでは、20代の場合、選考に影響するのは「3回目から」とする回答が多いようです。

転職活動において転職回数を不安材料として抱えたくない場合は、20代での転職は2回までと考えておくのが良さそうです。

しかし、データでわかるとおり、「転職回数は選考に影響しない」と考える採用担当者も一定数います。

転職回数を気にかけるのではなく、転職した前向きな姿勢を評価してもらえるようにアピールすることを大切にするべきです。

私が利用した20代専門の転職エージェントでは、転職の動機をポジティブに伝える方法やアドバイスをもらえました。

20代の転職が2回以上は不利なのか

20代の転職回数が、30代、40代よりやや厳しめに見られるのには理由があります。

  • 忍耐力が無くてすぐ辞めてしまう性格なのではないか。
  • 仕事への不満を持ちやすいタイプなのではないか。
  • 前職の仕事でのスキルを短期間で身に付けたとは考えにくい。

再就職の選考において、こういった部分を疑われるのは仕方ないでしょう。

しかし、転職回数が多いことが、選考において必ずしも不利になるとは考えるべきではありません。

  • 別の会社で経験を積みたいから。
  • スキルアップのため。
  • 違う業界・業種でチャレンジしたいから。

こういったポジティブな転職の動機を、採用者が嫌うことはないからです。

私の場合は、20代での転職が4回でした。これはかなり多い方でしょう。しかも、派遣会社(派遣先ではない)との雇用契約も含まれています。転職回数が多すぎると、再就職先を探すのが大変になることは否めません。ただ、数多くの職歴を「経験豊富」という観点で評価してくれる採用担当者もいました。

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20代で転職をしまくった経験談

私は20代で転職しまくりました。しかも、正規雇用だけではなく、短期・有期雇用も混ざり、キャリアは一見めちゃくちゃです。

最初に勤めた損害保険会社を1年半で辞めました。

このときの私は、自分にはどんな仕事に向いているのかが分からなくなっていました。

自分に本当に向いている仕事はなんなのか。それを知りたくて、いろいろな仕事を実際に経験してみようと考えます。

転職しまくりの動機には「20代のうちにいろいろな仕事を経験して、30代をまっとうする1つの仕事を見つけよう。」という、30代の再就職に向けた1本通った信念があったわけです。

再就職では、私の信念を理解してくれる社長と縁があり、その会社に入社しました。

転職の回数は、必ずしも転職を不利にするものではありません。前向きな動機で行った転職であれば、その意図を理解してくれる会社が見つかります。

いままでの職歴と違う仕事でやりたいことがある場合は、30代になる前が動くチャンスです。

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まとめ

  • 年齢別の離職回数を見ると、そもそも離職しない人の割合が男性の場合は約半数いる。
  • 20代の転職の回数は、約1.6回。転職しない人が半数いることを含めると、転職回数の平均は1回程度。
  • 転職活動において転職回数を不安材料として抱えたくない場合は、20代での転職は2回までと考えておくのが良い。
  • 転職回数が多いことが、選考において必ずしも不利になるとは考えるべきではない。ポジティブな転職の動機を、採用者が嫌うことはない。
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小学生のときにVBでプログラミングを覚え、社会に出てからはPythonを主力に通信業界で無線設計とGISシステム開発に携わること12年目。損害保険営業→自動車製造→運輸荷扱作業→建築現場作業→ネット通販企画→カーナビ品質管理→携帯無線設計SEと職を変えてきたジョブホッパーです。