派遣エントリーで求職活動実績!何をすれば実績?どう記入?

派遣の場合って、エントリーは実績になるのかな。

失業認定申告書にはどう書けばいいんだろう。

派遣の案件について就業相談すると、求職活動実績にできます。

1案件の相談が実績1回分になります。エントリーしなくても構いません。

派遣の案件は求人ではありません。そのため「求人に応募」という扱いになりません。

失業認定申告書では、応募ではなく『派遣就業相談等』の求職活動として記入します。

この記事では、派遣エントリーで求職活動実績にする方法、失業認定申告書の記入を解説します。

派遣のエントリーとは

派遣のエントリーって、ボタンを押せば実績?

派遣のエントリーを求職活動実績にする場合に、混乱する人も多いと思います。

派遣サイトでエントリーボタンを押しただけでは、実績にはできません。

しかも、エントリーしなくても相談すれば実績になります。

え?どういうこと?

派遣の案件には応募できない

派遣の案件へのエントリーを、求人への応募という扱いにはできません。

分かりやすく言うと、『応募』という言葉を使えず、失業認定申告書でも『応募』には記入できない。ということです。

派遣は労働者派遣事業であるため、求人や職業紹介をやってはいけないからです。

それで、派遣会社は手持ちの案件を公開して、派遣登録や就業相談へ誘うかたちを取っています。

派遣サイトのエントリーボタンとは、

「私たちの会社ではこんな案件を扱っています。エントリーボタンを押して派遣登録しませんか?」

「こんな案件が出ました。興味があるならエントリーボタンを押してくれれば相談に応じますよ。」

という、派遣登録や就業相談への誘引です。求人ではありません。だから応募もできません。

どうすれば実績になるのか

失業認定申告書に記入できる活動が、実績になります。もしお時間があれば、失業認定申告書を見てください。

3の項目『求職活動の方法』のなかに、(ウ)派遣元事業主による派遣就業相談など という選択肢があります。

派遣のエントリーの場合は、これを選びます。

派遣の場合、どうすれば実績になるのか。それは、派遣就業相談などをすればよい。ということになります。

ここまでわかれば、具体的に何をすれば実績になるのかを理解しやすくなります。

誤解している方も多いのですが、わざわざエントリーしなくても、派遣就業相談すればその時点で実績になるのです。

派遣で実績になる場合

実績になるのは、派遣就業相談などにあてはまる次のような場合です。

  • 派遣会社へ登録に行き、派遣先の希望条件などについて相談した。
  • 登録済みの派遣会社が出してくれた案件について担当者とやりとりした。
  • 登録済みの派遣サイトからエントリーした案件について、コーディネーターと相談した。

やりとりや相談をして派遣の案件にエントリーした場合は、その案件(一連の活動)が1つの求職活動として扱われます。

派遣で実績にならない場合

実績にならないのは、次のような場合です。

  • 派遣会社に登録しただけ:単なる登録は求職活動実績にならない。
  • 派遣サイトの画面でエントリーボタンを押しただけ:派遣就業相談をしていない。

『雇用保険受給資格者のしおり』より

以下の場合は求職活動実績になりません。
③ …労働者派遣事業者…への単なる登録

自分で考えたときに「求職活動としては微妙ビミョーだな」と感じるものは、ハローワークの認定員だって「微妙ビミョーだな」と感じるものでしょう。

だから画面エントリーは、派遣エントリーとしてはビミョーなのね

人によって説明が違う?

なぜGoogleで検索すると「画面でエントリーしたら実績になる」「応募したと書いて申告する」という説明を見かけるのでしょう?

原因は、派遣エントリーは求人への応募ではないことを理解しないまま、『応募』で申告して失業認定されちゃった人も実際にいるからです。

え?画面でエントリーしただけなのに認定された!ちょろいじゃん!ブログで自慢しよっと

ハローワークの認定員さんも人間。忙しい失業認定の最中さなかにばらつきが出るのは仕方ないことです。

たとえば、認定員さんが優しい方で、申告書の書き間違いにとやかく言わず、スルーしてくれた。

派遣は『応募』じゃないんだけど…ま、いっか

たとえば、認定員さんが素直な方で、申告書の『応募』に書かれた実績をそのまま鵜呑うのみにした。

求人に直接応募したのね…うん、オーケー

こういうことが実際にはあり得るので、人によって説明が違ってきてしまいます。

失業認定申告書の書き方

派遣エントリーを求職活動実績にする場合の失業認定申告書の記入例を示す画像

  • 求職活動の方法:(ウ)
  • 応募日:派遣就業相談した日、またはエントリーした日
  • 利用した機関の名称:派遣会社の名称
  • 求職活動の内容:就業相談、エントリーした案件(一連の活動)

派遣の場合、本当に求職活動したことを証明するものがありません。だから、失業認定で信じてもらえるか、不安になるものです。

できるだけ、各案件(一連の活動)の内容を具体的に記入します。

派遣エントリーは、求人に応募したわけではありません。なので、『求職活動の方法』で(ウ)派遣元事業主による派遣就業相談等 を選択します。

『求職活動の内容』に記入できる実績は、次のとおりです。

  • 派遣会社に登録に行き、派遣先の希望条件などについて相談したら、その相談を実績1回分として記入できます。
  • 登録済みの派遣会社が出してくれた案件についてやりとりした、またはエントリーしたら、その案件(一連の活動)を実績1回分として記入できます。
  • 登録済みの派遣サイトからエントリーした案件について、コーディネーターと相談したら、その案件(一連の活動)を実績1回分として記入できます。

派遣案件の連絡をもらった場合に、その相談が実績になるケースについてはこちらの記事で解説しています。

電話問い合わせは求職活動実績になるか【認定されるケース】

派遣エントリーは面倒くさい

ここまで読んで、こう感じた方も多いと思います。派遣エントリーを求職活動の実績にするのって、すごく面倒めんどくさいです。

実は私も、記事にしようか悩んだくらい面倒くさいです笑
  • 派遣の求職活動のうちの何が『派遣就業相談など』にあてはまるのか、わかりにくい。
  • 派遣会社に登録してから派遣案件にエントリーしなければならない。画面エントリーは微妙。
  • 失業認定申告書に、エントリーした案件(一連の活動)を記入しなければならない。

しかも派遣エントリーは、それを証明するものがありません。失業認定のときに疑われる可能性があるのがこの方法のあやういところです。

私は、求職活動実績を派遣エントリーで申告することはおすすめしません。結局、失業手当が出なかったら困るからです。

実績にする方法としてすごく面倒くさい。失業認定で信じてもらえるか…不安も残る。

派遣エントリーは、求職活動実績にぜんぜん向いていない方法です。

すでに、派遣登録して求職活動をしている方なら、それを求職活動実績として申告しても良いでしょう。

しかし、これから求職活動実績をつくる場合は、転職サイトの求人に応募して実績をつくる方が、早くて確実です。

求職活動実績には、派遣とは別の方法を用意しておくほうが安全です。

たしかに。認定にしくじってお金をもらえなかったら生活に困る

転職サイトで応募して実績をつくる方法は、こちらの記事で解説しています。

インターネット応募で求職活動実績を急造!応募辞退も解説

まとめ

  • 派遣の場合は、派遣就業相談などをすれば実績にできる。
  • 派遣の案件は、求人ではない。
  • 画面エントリーは、派遣エントリーとして微妙。
  • 派遣会社に登録に行き、派遣先の希望条件などについて相談したら、その相談が実績1回分。
  • 登録済みの派遣会社が出してくれた派遣案件についてやりとりや相談、またはエントリーしたら、1案件(一連の活動)が実績1回分。
  • 求職活動実績には、派遣とは別の方法を用意しておくほうが安全。
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豆知識:職業紹介ではない

派遣業界では「紹介」という言葉を使うことができません。※紹介予定派遣は職業紹介事業なので「紹介」になります。

派遣は労働者派遣事業であり、職業紹介事業ではありません。だから失業認定申告書の『求職活動の方法』にも(ウ)だけは「職業紹介」の文字がありません。

行政では、職業紹介事業と労働者派遣事業を分けて定義しています。

  • 職業紹介事業者は、労働者と雇用契約なし。労働者を企業と引きあわせる機会をつくるだけ。
  • 労働者派遣事業者は、労働者と雇用契約あり。派遣労働者を企業に貸し入れて賃金の一部を搾取。

それで派遣は、人夫にんぷ貸し、人入ひといれ業とも呼ばれます。

あまり良い言葉ではないです

豆知識:事前面接は禁止

派遣契約の前に、派遣会社が、派遣予定の労働者を連れて派遣先企業に訪問する行為が横行しています。

実は、労働者派遣法では、派遣契約にあたり企業が派遣労働者を特定できてしまう行為を違法としています。

つまり、面接してはいけないことになっているのです。

面接だけではなく、顔合わせ、職場見学、業務確認などは(言葉を変えただけ)全部ダメ。違法です。

失業認定申告書に、つい「エントリーした会社と顔合わせ」とか書いてしまいそうですが、本当はダメです。

労働者派遣法第 26 条第 6 項

労働者派遣(紹介予定派遣を除く。)の役務の提供を受けようとする者は、労働者派遣契約の締結に際し、当該労働者派遣契約に基づく労働者派遣に係る派遣労働者を特定することを目的とする行為をしないように努めなければならない。

求職活動実績の嘘がバレたら【働く気がないのはバレるのか】

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