面接辞退でも求職活動実績!失業手当・失業認定申告書も解説

ハローワークの紹介を面接辞退しても求職活動実績として申告できます。

面接辞退したことで失業手当が中止されることはありません。

失業認定申告書には、職業相談を実績1回分として記入します。

面接辞退したことをわざわざ記入する必要はありません。

※転職サイトで応募した場合の応募辞退については、こちらの記事で解説しています。

インターネット応募で求職活動実績を急造!応募辞退も解説

面接辞退でも求職活動実績

面接辞退しても、求職活動の実績であることには変わりありません。

  • 職業相談は『求職活動』であり、実績だから
  • 『応募』したことが実績だから

この記事を読んでいる方が誤解しているのは、「面接すれば実績になる」という点です。

正しくは、「求職活動すれば実績になる」「応募すれば実績になる」です。

失業認定申告書を見るとわかるのですが、3の項目は『(1)求職活動』か『(2)求職活動以外で応募』を記入する書式になっています。

面接を受けたとか面接辞退したとかは、実績とは関係ないのです。

もっと言うと、面接辞退したことをバカ正直に記入する必要なんかありません。むしろ、書けば書くほど突っ込まれます。

職業相談は『求職活動』であり、実績だから

面接辞退なのに、職業相談が実績ってどういうこと?

職業相談(または仕事の紹介)とは、ハローワークの求職活動のうちの1つであり、必ず実績になります。

職業相談した場合は、失業認定申告書の3の項目『(1)求職活動』に「職業相談」と記入して実績として申告できます。

『雇用保険受給資格者のしおり』をよく読めば、実はちゃんと書いてあります。

一連の活動だが、2回以上の求職活動実績とみなす場合 (1)職業相談に引き続き職業紹介を受けた場合」

職業相談で1回分、仕事の紹介を受ければもう1回分。計2回分の実績になります。と書いてあるのです。

※面接辞退の失業認定申告書の記入例は、後半で解説しています。

『応募』したことが実績だから

面接辞退したということは、すでに応募しているということですよね。

1社への応募が求職活動実績1回分になります。

応募した場合は、失業認定申告書の3の項目『(2)求職活動以外で応募』に記入して実績として申告できます。

応募先(会社名)を記入して、応募の結果は「選考結果待ち」としておけばよいです。

※面接辞退でも「選考結果待ち」で大丈夫です。

面接辞退でも選考結果待ち

面接辞退しても選考が続いているって、どういう意味?

応募先に面接辞退を伝えたとしても、選考は続いていると言うことができます。

考えてもみてください。

応募先が、あなたのことをどうしても採用したいと考えているかもしれないじゃないですか。

あなたが「面接辞退します」と言っても、応募先があきらめずに選考を続けている可能性だってあるわけです。

「やっぱり当社にはあなたが必要です。ぜひ一度、面接の機会をつくりませんか。」と、また返事をしてくる可能性が残っていると思いませんか?

面接辞退するときは、なるべくメールでお断りするようにします。

これで、応募先からの返事を待っている状態にできます。(たぶん返事は来ないでしょうけれど笑)

応募先に、次のように連絡することで面接辞退できます。

「先に他社でご縁があり、そちらで検討を進めております。面接の機会をいただいたのに申し訳ございません。この度はありがとうございました。」

面接辞退で失業手当が中止されることはない

面接辞退したら、仕事を探す意欲が無いと思われるのではないか?」という心配は無用です。

ハローワークの紹介を面接辞退しても、失業手当が中止されることはありません。

面接辞退は職業選択の自由であり、ハローワークも面接したかどうかなんて求めていません。

彼らが知りたいのは、実績です。

ハローワークの認定員は、「実績を認定して失業手当を出してあげたい」と考えてくれています。

公務だから、当たり前です。

しかし、雇用保険説明会でさんざんおどされた我々は勘違いしてしまいます。失業手当を出ししぶるために、認定という関所を設けているのだと。

違います。認定員と話をすると、彼らがいかに善意的かわかります。失業して困っている人に失業手当を出してあげたいのです。

ただ、御上おかみ(厚生労働省)が決めた支給要件、求職活動2回分を実績で見せてください。ということなのです。

で、その実績は『求職活動』か『応募』のどちらかで見せてください。

職業相談(または仕事の紹介)は一連の『求職活動』になります。

つまり職業相談した事実は求職活動実績であり、認定されて失業手当をもらうことができます。

面接辞退を理由に失業手当が中止されることなどあり得ませんので、安心してください。

私は一度、ハローワークで8社の紹介状を出されたことがあります。

さすがに8社は対応できないので、そのうちの1社の不動産会社には応募してみました。

ただ、この不動産会社の求人票を見直してみると、給与が一部歩合制となっているのがどうもひっかかります。

後日、面接の連絡をもらって応じたものの、やっぱり考え直してメールで面接をおことわしました。

残り7社の紹介状は、次の週にハローワークの窓口で返却しました。辞退の理由は聞かれませんでした。

失業認定では、職業相談した事実を求職活動実績として申告。もちろん問題なく失業手当をもらいました。

もし、ハローワークから面接辞退の理由を聞かれても「検討したけど希望とは違いました。」と言えばよいです。

職業選択の自由については、中学3年の公民で習います。記事の最後で解説しています。

失業認定申告書 記入例

  • 求職活動の方法:(ア)
  • 活動日:職業相談を受けた日付
  • 利用した機関の名称:職業相談を受けたハローワーク名・施設名
  • 求職活動の内容:「職業相談」

面接辞退した場合でも、職業相談を求職活動実績1回分として申告します。

面接辞退したことをわざわざ書く必要はありません。職業相談したことが求職活動実績になります。

職業相談(紹介)で押印をもらわなかった場合

ハローワークで職業相談をすると、職業相談・紹介の押印をもらえます。

紹介状はもらったけど、押印をもらい忘れてしまった。そんな場合は、もう一度ハローワークに行けば押印をもらえます。

ハローワークの受付で、「紹介状をもらったときに押してもらえませんでした。」と伝えます。

すると職員が職業相談の履歴を調べてくれます。履歴があればその場で押印をもらえます。

これで、職業相談したことを求職活動実績として申告できるようになります。

押印をもらえるハローワークの求職活動実績については、こちらの記事で解説しています。

ハローワークの求職活動ハンコが実績1回分【面接いらない】

面接辞退する・しない以前に、そもそも紹介状をもらわなければよい

職業相談で紹介状をもらうから面接することになるのです。

求職活動実績が目的なら、職業相談では紹介状をもらわないようします。

仕事の紹介をもらう相談ではなく、求人票の不明点を相談すればよいです。

職業相談の手順や紹介状をもらわないようにするコツは、こちらの記事で解説しています。

ハローワーク職業相談で求職活動実績作り【質問と相談内容】

まとめ

  • 面接辞退しても求職活動実績になる理由:職業相談が『求職活動』であり、実績だから。
  • 面接辞退しても求職活動実績になる理由:『応募』したことが実績だから。
  • ハローワークの紹介を面接辞退しても、失業手当が中止することなどあり得ない。
  • 失業認定申告書に、面接辞退したことをわざわざ書く必要はない。
  • 求職活動実績が目的なら、職業相談では紹介状をもらわないようにする。

【知識】ハローワークの紹介状は求職者にメリットなし

ハローワークの紹介状というのは求職者にとって何のメリットもありません。

紹介状を出してもらったからといって、面接が受かりやすくなるわけではないからです。

じゃあ、なんで紹介状なんてものがあるの?

紹介状は求職者のためにあるのではなく、ハローワークで求人している企業のためにあります。

ハローワークで求人している企業は、紹介状を持った求職者を雇用すると国から助成金をもらえる仕組みになっています。

ハローワークの職業相談・紹介に不安がある方には、こちらの記事で解説しています。

ハローワーク職業相談の不安解消!相談内容・仕事紹介~辞退

【知識】職業選択の自由をハローワークは制限できない

知識として知っておくと良いのは、憲法で定められた職業選択の自由のことです。

日本国憲法第22条第1項

何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。

日本国民である以上、個人が職業を選ぶ自由を誰も制限することはできません。

面接辞退することは、当然、職業選択にあたる行動であり、個人の自由です。

面接辞退についてハローワークがとやかく言ってくることはないし、失業手当にも関係ありません。

紹介状まで出したんだから、採用されたら絶対そこで働いてくださいよ!

と言う権利などハローワークごときにはありません。

日本では自分で職業を選んでよいのですから、面接辞退することは自由です。

就職活動するふりでも失業保険をもらう方法【バレなかった】

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